みなさんこんばんは。きなこです。
前回に引き続き、今回も20年前の実家建て替え時のお話です。突っ込み所満載の家づくりなので、ぜひ反面教師にしていただければと思います。
今回は、実家建て替え時の引っ越しについてのお話です。
仮住まいへの引っ越しと、仮住まいから新居への引っ越し、2回の引っ越しを行ったわけですが、ここでも色々とやらかしてしまいました。
自分の家を建てた際は、それまで住んでいたアパートから新居への引っ越しは引っ越し業者にお願いをしたんですが、実家建て替えの際は、2回の引っ越し両方とも、すべて自分達で行いました。お金をかけたくなかったというのと、親戚で軽トラを持っている人がいたので、それもお借りしながら、親戚総出で引っ越し作業ができると考えたからです。
ただ、自分達だけでの引っ越し作業、思った以上に大変でした(;´Д｀)
まず、旧居から仮住まいへの引っ越しです。
以前にも書いたように、我が実家は壊さずに残す部分があるので、大きい荷物はとりあえずすべて壊さない部分に運び込み、仮住まいには最低限のものだけを持っていこうという事になりました。
なので、やる作業としては、大きい荷物をすべて壊さない部分に運び込み、持っていくものだけを車に積み込んで運ぶという2点です。
なんだ、思ったよりもやる事少ないし楽そうじゃん！！
そう思ってしまったきなこ一家は、余裕ぶっこいて引っ越し作業にとりかかりました。
ですが、これだけの作業、思った以上に大変でした(;´Д｀)
というのも、事前に下準備をしておけばよかったのですが、何も準備せず、すべて当日にやればいいや！と思ってしまっていたので、全く荷物が整理されていないうえに、いるものといらないものが混在し、荷物もかなり多く、かなりの時間を要してしまいました。さらに手伝ってくれた親戚から「これはどこに移動する？」と聞かれ、「とりあえずそこに移動させといて！」と、すべて「とりあえず」で答えるきなこ一家。とりあえずで移動させた荷物は、後でどこに何があるかわからなくなってしまうのでした・・・。
夕方になり、親戚達は帰る時間になってしまったのですが、引っ越し作業はまだ全然終わっていませんでした。ですが、建て直す旧居を空っぽにしてしまわないと数日後には解体されてしまうので、大急ぎで荷物を運び出さなければいけません。
そんなこんなで、結局夜中ぐらいまでかかって引っ越し作業を行いました。
ですが、そんな夜中に家から荷物を運び出してゴソゴソやってるのって、ものすご～く怪しいですよね。
実は、きなこ実家のお向かいには、某企業の社長さんが住んでいました。そんな事もあり、防犯カメラも付いてるし、周辺をパトロールしている人もいるしと、防犯面がかなり厳しく管理されていました。
そんな状態の中、真夜中に引っ越しを行う我が家は怪しさ満載だったようで、パトロール部隊が実家の周りをグルグルと車で回ってパトロールをしだしたのです。
きなこ「なんかさっきから同じ車が何度もうちの前を通ってない？」
きなこ父「なんか見られてる感じがするな。」
そんな話をしながら、とりあえず壊さないガレージに荷物を運びこんでいると、ガレージの前にパトロールの車が止まり、おもいっきり中を覗き込まれました。
きなこ「なんか怖いんだけど！！」
きなこ父「完全に俺たち怪しまれてるな。」
おそらく泥棒か夜逃げ一家か、なにか怪しい奴らだと思われていたんでしょうね。怖かったのでその日の作業はそこで終了しましたが、真夜中に引っ越し作業をするなんて、かなり非常識だったなと今になって思います。
そして、そんな引っ越しでバタバタの中、ごはん用意する時間がないから近所のスーパーで弁当を買ってきてくれ！と頼まれて訪れたスーパーの駐車場で、おもいっきりおばちゃんに車ぶつけられました(;´Д｀)私がいた事に気づかずにバックでおもいっきり私の車の側面に突っ込んできました。運転席側のドアが凹みましたが、急いでいたのと、当時乗っていた車がボロボロの軽自動車だったので、まいっか！と思っておばちゃんから5千円だけ渡されて帰ったんですが、親から「これ5千円じゃ直せないぞ！」と言われ、ショックだった記憶があります( ;∀;)当時は無知でしたが、今思い返してみると、5千円で済ませようとしたおばちゃんに対して怒りしかありません！！
そんなこんなで仮住まいへの引っ越しはなんとか完了・・・
その数ヶ月後、今度は仮住まいから新居への引っ越しです。
またまた親戚総動員で引っ越し作業を開始。
仮住まいから運んでくる荷物は少ないので楽勝だと思っていたんですが、その作業よりも、とりあえず壊さなかった部分に詰め込んだ荷物を運び出すのが大変でした。まず、どこに何を置いたかもわからなくなってしまったので、それを探し出さないといけないし、どこにどの家具を置くかも決めていなかったので、すべてとりあえず配置する事になったり、2階に上げたい大きな家具の運び込む為の動線を考えていなかったので、それに四苦八苦したりと、かなりバタバタしました。
結果、その時から1度も運び出される事が無く、ずっと壊さなかった部分の家に入りっぱなしの荷物が多数あります。20年間それが無くても困らなかったという事は、おそらくすべていらないものなのですが、それを処分するまで手が回っておらず、いまだにそのままになっています。
この2回の引っ越しを経験し、あらためて、引っ越しには事前準備が大事！と痛感しました。それもあり、その後私は何度か引っ越しを経験していますが、早い段階からしっかりと準備をする事を心掛けました。
あと、夜中の引っ越し作業もダメでしたね・・・(^-^;
不審者と間違えられたり、車ぶつけられたり、とりあえず置いたものが行方不明になったり、色々ありましたが、なんとか引っ越しを終えたきなこ一家。これでやっと新しい生活が始められる・・・と、ほっと一息つきたいところですが、ある事をしなかった為に、家完成後に不具合が発覚する事になるのでした・・・
次回に続く・・・
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