みなさんこんばんは。きなこです。
前回に引き続き、今回も20年前の実家建て替え時のお話です。突っ込み所満載の家づくりなので、ぜひ反面教師にしていただければと思います。
今回は、実家の外構についてのお話です。
実家の外構は、ぶっちゃけ失敗だらけで、ものすごく使いにくいです。なんでこんな失敗だらけになってしまったのか、その経緯を書いていきたいと思います。
まず最初に、私の実家は石垣の上に建っており、駐車場はスロープになっていました。
この写真は、ざっくりと間取りが決まった際に、積水ハウスさんが作ってくれた家の見本の模型です。
実際はこの後変更もありましたし、屋根や外壁の色も全然違うものを選んだので、これとは違った完成形になってますが、石垣や駐車場の形は、旧居の時はこんな感じの形状でした。
当初、きなこ父は「外構にお金かけたくないから、家だけ建て替えて外構は今のものをそのまま使ってもらいたい」と言っていました。なので、外構については全然考えておらず、全く打ち合わせをしていませんでした。
ところが、古い家を解体する際、家と一緒に外構のスロープ部分も解体されてしまいました。というか、おそらく壊さないと新しい家の基礎とか組めなかったんじゃないかと思います。
そこで焦って外構について考え始めるきなこ父・・・
この考え始めるタイミングが、今思えば遅すぎたんだと思います。
せっかく外構を新しくするのであれば、今までは縦列駐車で2台しか停めれなかったスペースを、並列駐車で3台停めれるようにしたい、というのが最初に思い浮かんだ希望でした。
当時、このスロープの部分に母の車と私の車の2台を停めていたんですが、縦列だし坂だし、めちゃくちゃ出し入れしにくかった記憶があります。
なので、できればもっと停めやすくしてほしい、その為には並列駐車ができるようにしたい!と思っていました。
その希望を叶える為には、スロープ部分を掘ってしまう必要があります。
幸いな事に実家は地盤が丈夫で、基礎の補強も全く必要がなかったので、わりと家のギリギリまで掘ってしまう事ができるとのことでした。それができれば並列駐車ができるスペースも確保できるので、そういった形で進めてほしいと希望を伝えました。
ところが、実際に完成した外構は、掘ってスロープではなくなっているものの、縦列駐車しかできない形状になっていました。施主に何の断りもなく、勝手に計画とは違う形で作り上げられてしまった外構を見て、父は外構屋さんやハウスメーカーに怒鳴ってブチ切れていました。
なぜこうなってしまったかというと、ハウスメーカーと外構職人さん、その他の担当の職人さんの連携がうまくいってなかったという事もありますが、それ以上に、外構について考え始めるのが遅すぎたからじゃないかと思います。
ほんとはこうなる予定が・・・
モタモタと打ち合わせをしている間に工事だけはどんどん進み、掘りたかった部分に水道屋さんが埋込の散水栓を設置してしまい、水道管などが通っていて掘れなくなったのでこうなってしまったとのことでした。
自分の家づくりの際は、お願いしてわりと早めに外構の打ち合わせを始めてもらったし、立水栓や散水栓の位置もかなり細かく打ち合わせをしたので、実家のように勝手に水道工事が始まって散水栓を設置されてしまったというのにはびっくりしました。それも打ち合わせをして位置を決めるものなんじゃないの!?と・・・
車を並列で3台停めれるようにするはずが、結局縦列で2台しか停めれない・・・
結果、もともとあったガレージと合わせると3台しか停めれません。この数年後に妹も車を購入したのですが、自宅の駐車場に4台停める事ができず、近所で1台分駐車場を借りる事になってしまいました。現在は父と母の車2台を停めれればいいので事足りてますが、私と妹が一緒に帰省した際は駐車場が足りないので、1台は路駐する事になってしまっています。
最終的には、色々とモメた結果、やり直しはできないので外構費用を少し値引きしてもらうという事で解決しましたが、あまりスッキリしない結末になりました。
外構の打ち合わせが後回しになりがち!!というのは、現在でも起こりがちな事だと思います。中には、まずは家だけ建てて、外構はお金が貯まったらあらためてやろう!というお宅もあると思います。そういった場合でも、あらかじめどういった外構にしたいかという事は、早い段階からイメージしておく事をおすすめします。外構ありきで家の配置だったり配管を埋設する位置などを考えていかないと、後で外構工事をする際に希望していた事ができなくなってしまう可能性もありますので、ハウスメーカーに外構をお願いしない場合も、早めに外構をどんなふうにしたいか伝えておくべきだと思います。
我が実家のような失敗をしない為にも、外構計画はお早めに!!
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