みなさんこんばんは。きなこです。
工場とモデルハウスと設備ショールームの見学を終え、いよいよ見積提示に向けて間取りの最終チェックを行っていきます。特に問題なく間取り図は完成するのでしょうか!?
設備のショールームがある建物の2階に通され、そちらにある打ち合わせスペースにて完成した間取り図を見せられました。
ハイム営業「こんな感じで作成してきましたのでご確認下さい。前回からの変更としては、洗面所に棚をつけた点と、廊下の収納をリビングに変更した点です。」
きなこ「ありがとうございます。ばっちりです!!」
私が修正をお願いした点はばっちり直っていました。これで希望通りの図面がとりあえず完成です。
そして、この間取り図を初めてちゃんと見る旦那ママに対して、ハイム営業が間取りのプレゼンを始めました。
ハイム営業「この図面の良い所は、まず2階の部屋がすべて南側に面している所です。あと、玄関を入ってすぐのホールは、お母さんが車椅子になっても入りやすいように広めに作ってありますよ」
そんなアピールに対し、旦那ママは「そんなふうになるまで生きるかわからないけどね」と、ちょっと苦笑いで返していました。
そして、旦那ママが上記とは全く別の部分の質問をしてきました。
旦那ママ「このお風呂はさっき見た広さなの?」
ハイム営業「そうです。先ほどの1坪の浴室です。1.25坪と比べると多少狭くはなりますが、あくまで一般的な広さのお風呂なので十分にスペースはあると思いますよ」
旦那ママ「でもやっぱり狭い気がするから広くはできないの?」
ハイム営業「この間取りですとこのサイズのお風呂になってしまいます」
旦那ママ「じゃあ洗面所をもっと狭くすればいいじゃん!」
やっぱりお風呂の広さが気になる旦那ママ・・・なんだか無茶苦茶な注文をつけてきました。洗面所は洗濯カゴが2つ置きたくてわざわざ広くしてもらったスペースなのに・・・
kinako-no-ouchi.hatenablog.com
そんな無茶な要求に対してハイム営業が対応してくれました。
ハイム営業「洗面所をこれ以上狭くしてしまうと、洗濯機や洗面台のスペースがなくなってしまいます。なのでこれぐらいの広さは絶対必要なんですよ」
旦那ママ「そうなの!?」
おそらく旦那ママは間取りの事とか全然わかっていないので無茶な注文をつけているのかなぁと・・・。でも、全部が全部思い通りになるわけではないし、どこかしら諦めなければいけない所も出てくると思います。
それでも諦めがつかなさそうな感じだったので、がつんと言ってみました。
きなこ「もしお風呂を広くとりたいんだったら、麻雀部屋(=将来旦那ママが使うかもしれない部屋)を狭くするしかないですよ。そしたらもっとお風呂を広くできます」
それを言ったら旦那ママは黙りました。旦那も狭い風呂はイヤだけど麻雀部屋を狭くするのは嫌だといった感じでした。この親子にとって大事な部屋を狭くするなんて考えられないのでしょう、これ以上何も言ってこなくなりました。
ハイム営業「それでは、この間取りで大丈夫でしたか?」
旦那「・・・はい、大丈夫です」
旦那も承諾したので、この図面で見積を出してもらう事になります。
ハイム営業「では、これで見積を出させていただきますね。お昼の間に準備して午後から提示させていただきます。あと、前回お渡ししたカタログを見て仕様とか何か質問はありましたか?」
それを聞いてすかさず旦那が質問しました。
旦那「麻雀部屋だけいいフローリングにしたいんですけど、これにしたらどれぐらいかかりますか?」
そう言って指さしたのがこのフローリングでした。
ハイムの標準はHDフローリングという木目のプリントが表面にしてある木目調のフローリングになりますが、上記のこのフローリングは本物の木の木目が使ってあるフローリングです。(無垢材とかではなく、木の木目を薄く切り取って表面に貼ってあるものだそうです。)標準のものと比べると、自然な木目で高級感もあります。
ハイム営業「このぐらいの広さだとおそらく・・・15万ぐらいかかってくると思います。正式な金額はまたあらためて出させていただきますが・・・」
旦那「そんなにかかるんですか!!」
ハイム営業「このフローリングは本物の木を使ってますので自然な風合いで高級感もあります。ただ、デメリットとしては標準のHDフローリングに比べて傷がつきやすいです」
旦那「そうですかぁ、高級感があるシックな感じにしたいんだけど・・・迷いますね」
ハイム営業「もしよかったらちゃんとした金額を出してきますけど、どうされますか?」
旦那「じゃあ、お願いします!」
旦那のこだわりの麻雀部屋は、下手したらかなり課金する事になりそうです。そんな会話を聞いていた旦那ママがこんな事を言ってきました。
旦那ママ「キッチンのシンクをステンレスにしたらちょっと安くなるし、その浮いた分を高いフローリング代に回せばいいじゃん」
特に悪気とかはなかったと思いたいんですが、私(嫁)の大事なキッチンは安く済ませて、旦那(自分の息子)の大事な部屋は好きなもの全部つけてあげたいっていう発言のように聞こえてしまいました。さらに自分も使うかもしれない部屋だったら、高いフローリングを付けてもらえたらラッキーですよね。この時は完全にひねくれた考えしかできなくなっていました。
そして次に浴室について質問しました。旦那が希望の黒い高級感のあるお風呂はいくらぐらいするんでしょうか!?
きなこ「黒い浴槽と、あと壁を全部同じカラー壁にする場合はオプションですよね?」
ハイム営業「よくご存じで!その通りです!!」
旦那「じゃあ、黒い浴槽にして、壁は全面このグレーっぽい色にしたら浴槽と壁の分がオプション代がかかってくるってことですね?」
ハイム営業「そうです。よろしければこちらもちゃんとした金額を出してきますよ」
ちなみに旦那の希望は、この色合いで、壁の色も全部「ブロッコブラック」にしたいとのことでした。
するとまた旦那ママの口出しが・・・
旦那ママ「黒いお風呂なんて変だよ~!やっぱり浴槽は白じゃない?」
それを聞いた旦那は、意見をコロっと変えました。
旦那「言われてみればそうかも・・・壁もグレーだし浴槽も黒だと変かもしれない。やっぱり白い浴槽のが良く見えてきた!!」
あれだけこだわっていた黒い浴槽はどこへいってしまったんでしょうか!?母親のひとことでこんなにも意見がコロっと変わってしまうなんて・・・黒いお風呂へのこだわりはそんなものだったのか!?
思わず突っ込みたくなりましたが、黒い浴槽にするよりも白い浴槽にしたほうが結果的に安くなるわけで・・・私もそれ以上は何も言いませんでした。
結局こんな感じがいいとの事です。
さらに、ハイム営業が作っている見積はなんと浴室はスマートで見積もっているそうです。なのでアドバンスを選ぶ場合はさらに金額がプラスになってきます。ひとまずスマートからアドバンスへグレードアップする場合の正式な金額も出してきてもらう事になりました。
工場見学に来てここまで半日、この半日で旦那ママへの不信感が大幅にアップしてしまいました。彼女の性格を考えると、すべて思いつきで発言していて悪気はないんだとは思いますが、あまりにもこういった発言が多すぎたので、私この人とうまくやっていけるんだろうか!?っていう不安だらけになりました。
そして次回は見積を提示してもらう前段階として、契約をするにあたっての流れや注意点、補足事項などを説明してもらったお話になります。ここでも少し不穏な空気が流れる事になります・・・
ランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします(#^^#)