みなさんこんばんは。きなこです。
家づくりの打ち合わせの際、自分達の意向と営業さんの意向がズレてるなぁ・・・と感じる事ってありませんか?今回はそんな打ち合わせ時に、きなこ夫婦とハイム営業の家づくりに対する価値観のズレを感じてしまったお話です。
家の間取りを検討していた時から感じていたんですが、私達の担当のハイム営業はやたらと「介護仕様」推しです。そう感じた事例をいくつか挙げていきます。
その1.洋室と洗面脱衣所の間の引き戸
我が家の1FにはLDKの他に洋室が1部屋あります。その部屋の用途は、旦那の趣味部屋(麻雀部屋)です。しかも自動麻雀卓を置きたかったので、できるだけジャラジャラと音がうるさいのが外に漏れないようにする事が希望でした。
ただ、将来的には旦那ママが同居する可能性があるので、その際はその趣味部屋を旦那ママに使ってもらおうと考えていました。
それを受けてハイム営業から出てきた間取り案は・・・
ハイム営業「介護に便利なように部屋と洗面脱衣所の間に引き戸を付けましたよ」
↓こちらに引き戸がついてました
たしかに、この部屋を「介護する為に使う」という事であれば、この箇所に引き戸がある事はとても便利かもしれません。ただ、この部屋は介護の為に使う部屋ではなく、最初は麻雀をする為に使う部屋になる予定です。いずれは介護に使う事になるかもしれませんが、そちらもまだ確定しているわけではありません。
この件に関しては、最終的には「麻雀部屋の防音を優先させる」という事で、引き戸は無くしてもらい、遮音壁にしてもらいました。引き戸を1箇所無くす事で、そのぶん家の金額も安くなるそうです。
その2.介護しやすい部屋の位置関係
現時点での我が家の間取りは、玄関を入ると廊下を挟んで両側にLDKと麻雀部屋があります。旦那の希望はLDKを通過せずに玄関から直で麻雀仲間が麻雀部屋に入れる間取りにしてほしい、という事と、麻雀部屋の音漏れを防ぎたい、との事だったので、こういった間取りにしました。
ですが、当初ハイム営業から提案された間取りは、全然違ったものでした。LDKと麻雀部屋が隣り合った配置になっており、2部屋の間には引き戸を付ける事を提案されました。
これに近い間取りを提案されました↓
ハイム営業「2部屋を隣り合った配置にして、さらにここに引き戸をつければ介護の際にここから直接行き来できて便利ですよ」
たしかに介護という観点で考えたら便利かもしれません。ただ、ここでも旦那の「麻雀部屋の音漏れを防ぎたい」という希望は無視されてしまっています。
結局こちらも、麻雀部屋の防音を優先してハイム営業の案は却下し、現在の間取りにしてもらいました。
その3.広い玄関ホールと親子扉
我が家はわりと玄関ホールやその先の廊下の幅が広く取ってあります。その理由をハイム営業が説明してくれました。
ハイム営業「玄関ホールや廊下を広く取ってますので、車椅子で通る際も便利ですよ」
またしても介護を見据えた内容でした。さらにそれにプラスで、こんな提案もされました。
ハイム営業「さらに玄関扉を親子扉に変えていただくと、より車椅子で通る際に便利になりますよ!!」
<親子扉>
普通の扉と比べて左側の部分が広くなっており、そこも開くので普通の扉よりも開口が広くなります。そんな親子扉ですが、タダなわけがありません。オプションなのできっちりと追加料金がかかります。
玄関扉を標準扉から親子扉に変更する場合の差額は
113,000円
だそうです。
扉を大きくするだけで10万以上!?しかも自分達は特に介護仕様にする事を望んでいるわけでもないし、そこにこんなに高い額払うのは違うと思いました。
親子扉に対して活用法とか魅力を特に感じなかったので、こちらも却下しました。
その4.洗面脱衣所と浴室が広い間取り
以前の記事でも書きましたが、我が家は当初の間取りから洗面脱衣所と浴室が広い間取りに変更しました。そしてその分麻雀部屋が狭くなりました。
その間取り変更で、旦那は広い浴室や洗面脱衣所にはしたいけど、麻雀部屋が狭くなってしまう事に対してすごく迷っていました。その事をハイム営業に伝えた時に、こんな事を言われました。
ハイム営業「介護をする観点から考えたら、洗面脱衣所や浴室が広いほうが車椅子でも入る事ができますので、その点では便利だと思いますよ」
またしても介護かいっ!!!
私達は介護に便利だから、という理由で浴室や洗面脱衣所を広くしようと考えたのではなく、毎日使う場所だから少しでも快適に使えるようにしたい、お風呂もゆっくりと疲れが癒せる場所にしたい・・・そう思って間取り変更をしようと考えました。
結果的に広いほうが介護には便利にはなるとは思いますが、それが目的ではないのになぁと感じてしまいました。
いくつか挙げましたが、どれも介護をする為の家を提案されているように感じてしまいました。旦那とも話しましたが、私達は介護をする為の家が建てたいわけではありません。それよりも自分達が快適で楽しく暮らせる家を建てたいと思っています。将来もし介護が必要になったらその時また考えればいいし、現状はそれを前提に考えた間取りづくりをするのはちょっと違うんじゃないかと思っています。
ハイム営業にはっきりと伝えたわけではありませんが、いまいち価値観が合わずにズレてしまっているのかな?と、少しモヤっとしてしまいました。いくら「こーしたらいいと思いますよ」と勧められても、それが自分達が「こうしたい」というのと違っていた場合は、はっきり伝えていかないといけないと感じました。
ちなみにきなこ実家では数年前まで自宅でばーちゃんを介護してましたが、その際は車椅子は使ってませんでした。完全に車椅子を使う事前提で作られた間取り、もしくはよっぽど豪邸でもない限り、家の中で車椅子なんで狭すぎて無理です。
我が家は考えぬいた末、これを使ってました(;^ω^)
ちょっと安定感はありませんが、車椅子より小回りききますよ(笑)
きなこ父も「車椅子が通れる家なんて作らなくても、パソコンの椅子で十分だわ」と言っていました(;'∀')ただ、しっかり支えないと危ないので、あまり真似はしないでくださいね(^-^;
以上、介護仕様ばかり勧めてくるハイム営業のお話でした。
次回は高いオプションをやたらと勧めてくるハイム営業のお話です。なんか完全にアンチハイム営業みたいになっちゃってますね(;'∀')
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