みなさんこんばんは。きなこです。
不動産屋から新たに紹介された安いけど訳ありの土地を見てがっかりしたきなこ達ですが、気を取り直して今度はセキスイハイムから紹介された土地の見学に向かいます。
kinako-no-ouchi.hatenablog.com
復習ですが、紹介された分譲予定地の詳細はこんな感じです↓
きなこ達は、この中で一番金額の高い②の角地狙いです。どんな土地なのか期待と不安が入り混じっていました。
不動産営業が運転する車は土地のあるA駅方面へ向かっていきます。そしてちょっとだけ入り組んではいるけど普通に車は通れる広さの道をひたすら突き進み、いったいどこまで進んでいくんだ!?と思っていると、開けた道に出てきました。
不動産営業「着きました!この土地です!!」
到着した土地は、これから開発を始める事もあり、一面空き地でした。土地の向こうには堤防や電車が走っているのも見えてとてものどかな感じです。まだ何もない土地なのでとても開放感があるように感じました。
そして土地の前の道は余裕で車がすれ違える広さです。その道を挟んで向かい側はすでに新しい家ばかりの住宅地ができていました。
ハイム営業「やっぱりこの角地はいいですよね。売り出したらきっとすぐに売れてしまうと思います」
きなこ「そうですね~!ここなら車も停めやすいし、土地も南向きだから日も入るし、すごくいいですね」
不動産営業「さっきの土地と比べてどうですか?駅もすぐ近くだし、新しい家に囲まれているし、だいぶいいと思いますよ」
旦那「たしかにそうですね!でも角地はちょっと高くなるんですよね!?」
ハイム営業「そうですねぇ・・・どうしても角地は他に比べて100万ぐらいは高くなってしまいますねぇ。もし少しでも安く・・・という事ですと、奥の細長い土地になっちゃいますね」
やはり旦那は土地の値段が気になるようです。ただ、③~⑥の細長い土地の前の道が、実際に見るとかなり狭く感じたのでそれも気になりました。
きなこ「この奥の細長い土地の前の細い道は、区画整理で広くなったりするんですか??」
ハイム営業「すみません・・・この道は広くならないのでこのままです。ちょっと道狭いですよね」
きなこ「そうですねぇ・・・ちょっと車入ってくの大変そうかなぁと・・・」
そんなやりとりをしていると、不動産営業がある提案をしてきました。
不動産営業「角地はたしかにいいんですが、ただデメリットもあります。駐車場をショートカットする為に通られちゃう場合が結構あるんですよね。そう考えたら、角地にこだわらずに例えばその隣の①の土地も有りなんじゃないですか?」
ハイム営業「たしかにそれは有りますね!①の土地だと②の角地よりも100万ぐらい安くなりますよ!」
きなこ「たしかに、そのデメリットはありますね!!私の実家は角地なんですけど、ショートカットどころか車が突っ込んできた事がありますよ!!」
不動産営業「それはひどいですね( ゚Д゚)」
きなこ実家は私が小学1年生の頃、家の前の角で車と車が出合い頭に衝突して、そのはずみで1台が家に突っ込んできました。当時は家の外壁がトタンだったので簡単に穴が開いてしまい、しばらく穴の開いた家で生活したという悲しい思い出があります( ;∀;)角地だとそんなリスクもあるのです。
ハイム営業「この①の土地もすごくいい土地だと思いますよ。ここもおそらく売りに出したらすぐ売れちゃうと思います。あと②の角地だとその奥の③~⑥の土地の人達が家の横の細い道から出入りするのでそれが気になる可能性もありますが、①の土地だったらそういった事もありませんよ!」
きなこ「そうやって言われると、①の土地のが良く見えてきますね!」
旦那「僕も全然この土地有りだと思います!というかこっちのがいいかも!!」
営業さん達の提案により、夫婦共々①の土地が良くなってきました。メリットもあり、それでいて100万ぐらい安く買えるのであればかなり良い条件です。
不動産営業「それじゃあ、一旦この①の土地でプラン作ってみるとかどうですか?それで最終的にどうするか決めてもらえばいいし・・・」
ハイム営業「そうですね。あっ、この土地だとセキスイハイムの建築条件が付いちゃいますけど、セキスイハイムで大丈夫ですか?」
旦那「もちろん、大丈夫です」
きなこ「有名な大手メーカーだし安心なので大丈夫です」
夫婦そろって軽く答えましたが、この時点で2人ともセキスイハイムの事はあまりよくわかっていません。しいていえばさっき見たT町分譲地の建売モデルハウスを見学したのみです。
ハイム営業「ありがとうございます。それでは戻ってどんな家がいいか希望を聞かせていただきますね!」
こんな軽い感じで、セキスイハイムの家がすごく気に入ったから!というわけでもなくハウスメーカーを決めてしまいました。ただ、土地は良さそうだと思ったし、大手で建てれるとも思ってなかったのでラッキー!ぐらいな感じでした。
こうして土地の候補は決めたんですが、不動産屋に戻る車の中で、旦那が最後の悪あがきをし始めました。
旦那「ちなみに、例えばこの近隣の別の市町村で土地を探すとしたら、もっと安く買えるんですか?」
不動産営業「そう思いますよね!?でも実は違うんですよ。この近隣の市町村のが土地が高いんです。お隣の〇〇市や△△市は大きな工場があるからその社員が多く集まるので土地も高くなります。××町は市ではないですが大型ショッピングモールがあるのでさらに高いです。なのでこの市で土地を探すのが一番無難ですよ」
旦那「そうですかぁ・・・じゃあしょうがないですね(-_-;)」
旦那は近隣の市町村のが田舎だと思っていたので安く土地を買えると思ったみたいですが、大誤算でした。実際旦那も隣の市にある工場で働いていて、同じ会社の人達もほとんどが工場がある市に住んでいるそうです。ただ住みやすいのは今住んでいる市だと思うので、安くて住みやすい土地に住めたほうがいいと思うんですがね。
旦那の悪あがきも失敗に終わり、特に何もなければこの土地で話が進みそうです。土地探しはひとます落ち着いたのでひと安心です。
次回はハイム営業と希望の間取りについて話し合っていきます。
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