みなさんこんばんは。きなこです。
今回は前回に引き続き、外構についてのお話です。ワンポイントで玄関アプローチを入れるかどうか検討し始めたきなこ夫婦。次に検討するのは、旦那熱望のあれです!
前回のブログで出していただいたプランは、駐車場の真ん中に玄関まで続くアプローチが入り、その両側に私たち夫婦の車2台が停めれるようになっています。来客時はアプローチ部分にもう1台停めれるというプランでした。
前回のお話はこちら↓
このプランもとてもいいとは思ったんですが、もしこのプランで旦那が希望しているカーポートを付けるとしたらどうなるんでしょうか!?
旦那「もしここにカーポートをつけるとしたら、どんな感じにしたらいいですか?」
外構担当「ちなみに何台分の大きさのカーポートをお考えですか?」
旦那「そうですねぇ、できれば3台停めれるので、3台分のカーポートが付けたいです」
外構担当「そうしますと、この土地の地区は『建築基準法第22条区域』にあたりますので、ルール上、30平米以下でないと屋根材に多く使われるポリカーボネートが使えないんですね。なのでそれだと2台分の大きさならポリカーボネートの屋根でいけるんですが、3台分だと屋根材を変えなければいけなくなってきてしまいます。」
ちなみに、建築基準法第22条区域とは・・・
「防火区域・準防火区域以外の市街地で火災の危険を防除するため、特定行政庁によって定められる地域」
のことです。
簡単に言うと、火災が起きない為に建物の仕様などにいろいろとルールや決まり事がある地域です。防火区域・準防火区域に比べるとルールは緩いんでしょうが、それでもいろいろと縛りは出てきてしまいます。
今回のカーポートの場合は、30平米以上の広さのものを設置する場合は、より燃えにくいFPR板やガルバリウム鋼板などの材質を使う必要があるようです。カタログを見ているとほとんどのカーポートの屋根がポリカーボネートなので、それ以外の材質が選べるものと考えると、選ぶカーポートの種類がかなり限られてきてしまいそうです。
そしてさらに問題が・・・
きなこ「これって3台分のカーポートでも広さ的には問題ないですか?確かもしセキスイハイムさんにお願いする場合は建築申請に出さないといけないんですよね?そーすると建ぺい率とかって大丈夫ですか??」
おそらくハウスメーカーにお願いせずに自分で別業者に頼んで後付けをする場合は、本来であればカーポートも建築申請が必要なんですが、暗黙の了解で申請に出さないパターンもかなり多いようです。ただ、ハウスメーカーを通す場合は建物と一緒にカーポートも建築申請に出す必要があるので、カーポートも建ぺい率に含まれてきてしまいます。なので、土地に対して建物とカーポートを合わせた面積が建ぺい率に収まるようにしなければいけません。
詳しくはこちら↓
外構担当「そうですね、では建ぺい率も計算してみますね。おそらく大丈夫だとは思うんですが・・・」
外構担当「・・・う~ん、そうですねぇ・・・2台分であれば問題なくいけるんですが・・・3台となると建ぺい率をオーバーしてしまいます」
旦那「じゃあ、2台分しか無理って事ですか??」
外構担当「そうですね、建ぺい率を考えると2台分までしか設置できませんね。」
まさかの、カーポート3台分は付けれないという事が判明しました(;´Д`)
まぁ、自分達で後付けしてしまえば、最悪申請に出さずにルールを無視して3台分設置できるっちゃできるのかもしれませんが・・・
ただ、ここは一応ルールには従っておこうと思います。
旦那「それじゃあ2台分で考えたいんですが、このプランの場合だとどんな感じで設置されますか?」
外構担当「う~ん、この場合だと、真ん中にアプローチが通ってますので、付けるとしたら離れて1台分ずつ両側にカーポートを付ける感じになってしまいますね」
つまり、こーゆう事です。なんだかイマイチですね(^-^;
旦那「う~ん、なんか微妙ですね。やっぱり真ん中のアプローチをなくして車を左に寄せたほうがいいですかね!?」
外構担当「そうですね、そのほうがカーポートは配置しやすいと思います。一旦アプローチは無くして車を左に寄せたプランで考えてみましょうか?」
旦那「では、一旦それでお願いします」
外構担当「ちなみに、こんなカーポートを付けてみたいとか、なにかご希望ってございますか?」
旦那「はい、このカーポートがいいなぁと・・・」
でました!旦那希望の高いカーポートです( ;∀;)まぁ、まだハイムで付けるって決まったわけじゃないし、イメージするぐらいならいいんじゃないかと思います。
外構担当「このカーポートはかっこいいですよね。しかも後ろの2本柱のみしかないので、車の出し入れは柱が邪魔になる事なくやりやすいと思いますよ」
旦那「ですよね!それもあって、これがいいなって思いました」
外構担当「ただ、デメリットもあります。まずは価格が他の4本柱のカーポートに比べると高いです。本体ももちろん高いですし、さらにこのカーポートは2本柱で全体を支えなければいけないので、その分根元に土台としてかなり大きなコンクリートが入ります。なのでその工事費用やコンクリート費用が他のものに比べるとかなり高くなります。」
旦那「ですよね・・・やっぱり高いですよね。」
外構担当「そうなんです。なので予算的にいかがかなぁといったところではあります」
旦那「そっかぁ・・・できればこれがいいけど、高いのも微妙かなぁ・・・」
外構担当「もしよろしければ、カーポートを入れたイメージパースも作ってくる事ができますが、作ってきましょうか?」
旦那「そうですね、じゃあ作ってきてもらってもいいですか?それ見てまた考えます!」
外構担当「では、ご希望のカーポートと、あとは4本柱の普通のタイプのカーポートのイメージを合わせて作ってきますね」
旦那「ありがとうございます!」
こうして、旦那希望の2本柱のカーポートと、普通タイプのカーポートと2つのプランのイメージパースを作ってきていただける事になりました。
なんだか流れ的にはカーポートもハイムでお願いするような流れになってきてしまいました。というか、旦那はハイムにお願いする気満々なような気がします。あとで聞いたら「やっぱり自分で後で手配したり立ち会ったりするのめんどくさいから最初っから付けてもらったほうが楽じゃない!?」とのことでした(^-^;
ひとまずカーポートはイメージパースを作っていただき、あとは金額次第で考えたいと思います。
いろいろイメージはまとまってきましたが、まだまだ気になる点はいくつかあります。次回はそこも含めて引き続き外構について検討していきます。
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