みなさんこんばんは。きなこです。
少し更新の日にちが空いてしまいましたが、前回まで20年前に実家を建て替えた時のお話を書いてました。今回はその番外編になります。
実家を建て替えて20年・・・あと数ヶ月で丸21年が経過します。今まで住んでいたボロボロの家から新しい家に建て替え、幸せな新居ライフを過ごしてきました。
ただ、ここに来て、ふときなこ母が後悔の言葉を漏らしました。
きなこ母「やっぱり家を建て替えるんじゃなくて、リフォームにすればよかったかなぁ!?」
母がそう思ったのには理由があります。
それは、娘達がどちらも嫁にいってしまい、それぞれ家を建ててしまったので、誰も実家を継ぐ人がいなくなってしまったからです。
今の時代、そーゆう家庭もかなり多いとは思いますが、父も母も、家を建て替えた時点では、どちらかが婿をもらって実家に住み続けてくれると思っていたようです。
実際私は、家が遠い長男と付き合っていると言ったら両親に反対されました。結果、婚期が大幅に遅れたので、もう誰でもいいから結婚しなさい!ってなりましたが(^-^;
そもそも家を建て替えたのが、私が19歳、妹が17歳の時だったので、実家から巣立つまでにそんなに年数がありませんでした。妹は私よりも結婚が早かったので、10年も住まずに巣立っていきました。
せっかく長く住む事を想定して建てたのに、子供達は巣立ってしまい、親達が亡くなってしまったら、まだまだ住めるにもかかわらず、実家に住む人が誰もいなくなってしまうわけです。
きなこ母「誰も継がないってわかってたら、建て替えずにリフォームにしたのにぃ!」
たしかに旧居は古くてボロボロではありましたが、耐震補強や断熱材を追加したり、窓を断熱性の高いものに変えたり、外壁や屋根をトタンからガルバニウム鋼板などに貼り替えたり、水回りや内装を新しいものに変えたりすれば、以前と比べて断然暮らしやすくなったんじゃないかと思います。実際にご近所では、リフォームをして古い家に住み続けてるお宅も多々あります。
建て替えるよりもリフォームのが金銭的にも安く済んだだろうし、誰も継がないのに、わざわざお金をかける必要はあったんだろうか?と思ってしまったようでした。
私や妹がもっと小さい頃に家を建て替えていれば、十分意味のある家づくりだったと感じる事ができたんだと思いますが、建て替えてそんなに経たないうちに子供達が巣立ってしまった事で、余計に無意味だったと感じてしまっていました。
ただ、周りには、定年退職を機に、退職金を使って終の住まいとして家を建て替えるご夫婦もいます。子供達と暮らす家というふうに考えるのではなく、自分達が快適な老後を過ごす為に建てた家というふうに考えたら、十分に意味のある家づくりだったんじゃないかとも思います。
築20年になる実家は、若干劣化が気になる部分も出てきつつあります。という事は、建て替えずにそのまま住み続けていたら、今以上に劣化を感じまくる家になっていたというわけで・・・
結果、人生で1度でも大手ハウスメーカで建てた新築のキレイなお家に住む経験ができたから、建て替えてよかったんじゃない!?という結論になりました。父も母も新しい家に住んだ事がなかったので、自分達が建てた家で老後を過ごせるというのは幸せな事なんじゃないかと思います。
若干劣化は感じるものの、まだまだ全然住み続けられる実家、両親共々元気に長生きして、1日でも長く住み続けてくれる事を願いたいです。
ただ、2人とも片付けが苦手で、ちょっと散らかりすぎているので、たまには片付けにいってあげようかな!なんて思ってます(^◇^;)
以上、実家編はこれで終わりになります。
家づくりに関しては色々と考え方があるかと思いますが、皆さんがきちんと将来も見据えた、失敗のない家づくりができますように!
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