みなさんこんばんは。きなこです。
前回に引き続き、今回も20年前の実家建て替え時のお話です。突っ込み所満載の家づくりなので、ぜひ反面教師にしていただければと思います。
今回は、家づくりに全く関心の無かったきなこ妹のお話です。
親が家を建てる際、子供達にとっては、どこか他人事だったりする部分もあるのかもしれません。私は家へのあこがれが強すぎて、たぶん父の次に実家の家づくりに口出しをしまくっていたのですが、妹はあまり関心が無かったようで、私とは真逆な感じでした。
当時、きなこ妹は女子高生。家づくりよりも友達と遊ぶ事に忙しく、ほとんど遊びに行っていて家にいませんでした。これから自分が住む家なのに、「適当に作っといて!」という感じでした。
そんな妹ですが、一応自分の部屋がどんな感じになるのか気にはなったようで、チラっと図面を見たりはしていました。ですが、じっくり見たわけではないので、完全な見間違いで、おもいっきり勘違いをして後悔をする事になるのです。
なぜか妹、自分の部屋に出窓が付くと思っていたようです。それをものすごく楽しみにしていたようなんですが・・・実際に図面を見ても出窓なんて書いてありません。しかも「部屋に出窓がほしい」とも言わなかったので、出窓が無い状態で話が進んでいきました。
そして家が完成して、初めて自分の部屋に出窓が無いと気付いた妹・・・。
「出窓ないじゃん!!」と、すごくがっかりしていました。
ちゃんと「出窓がほしい」と言っていれば、構造上問題さえなければ付けてもらえたと思います。ですが、希望をちゃんと伝えず、図面もちゃんと見ずに思い込みだけで進んでしまった為、希望との相違が出てきてしまいました。
さらにもう1つ後悔が・・・。
実家はカーテンはすべて積水ハウスさんにお願いしたんですが、子供部屋のカーテンは好みもあるだろうし、お子さんが同席して選んで下さいと言われていました。
もちろん私は好みがあったので積水ハウスの事務所に出向いてカーテンを選びにいきましたが、妹は遊びで忙しく、「めんどくさいからお母さんが選んどいて!」と、母に押し付けました。とりあえず「黄色っぽいのがいい」という希望だけ言い残して遊びに行ってしまったので、仕方なく黄色っぽいものの中から無難そうなカーテンを母が選びました。
そして、家が完成して、初めて自分の部屋のカーテンとご対面した妹は・・・
きなこ妹「え~!!こんなカーテンやだ!!なんでこんなの選んだの!?」
選ぶのを押し付けたうえに文句を言う妹、最低ですね(;´Д`)
こんなに文句言うなら、ちゃんと自分で気に入ったものを選べばよかったのに!!
結局、しばらくはそのカーテンで過ごしましたが、後々自分の好みのカーテンに買い替えてました。せっかくの高いカーテンは数年で役割を終える事となりました。
こんな後悔をしない為にも、家族みんなが家づくりに関心を持ち、他人任せにせずにしっかりと自分の希望は伝える事が大事だと思いました。妹もそれはすごく感じたようで、結婚後に自分の家を建てる際は、ほぼ自分の意見を突き通して家を建てました。
ただ、もうすでにリフォームしたいようですけどね(;^ω^)
ちなみに、先ほど取り上げた妹の部屋の黄色いカーテンですが、実は今、妹宅で使われてます。まだ子供が小さく、子供部屋は使われてないので、そこにとりあえず付けておくカーテンがほしい!という事で、たまたまサイズがピッタリだったので黄色いカーテンを再利用しています。なんとか使い道があってよかったですね(;^ω^)
そして、実家の子供部屋のその後ですが、家を建てて数年後、私が1年ほど1人暮らしをする事になったんですが、その際に妹が「きなこの部屋のがいいな~」と言って、私が使っていた部屋は妹に取られてしまいました。1人暮らしを終えた私は、もともと妹が使っていた部屋を使う事に・・・。その後結婚して家を出るまで、結局私は妹の部屋を使い続ける事になったのでした(;´Д`)
結果、こだわったにもかかわらず、自分がもともと使っていた部屋よりも、妹の部屋だった場所のが使いやすかったんですけどね・・・わからないもんですね(;^ω^)
次回に続く・・・
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