みなさんこんばんは。きなこです。
前回に引き続き、今回も20年前の実家建て替えの時のお話です。
突っ込みどころ満載ですので、ぜひ反面教師にしていただければと思います。
前回のお話で、積水ハウスの鉄骨住宅を建てる事になったきなこ実家。
早速積水ハウスの営業さんから間取りが沢山載った冊子をもらいました。この中から気に入った間取りがあれば参考にして下さいとのことでした。
余談ですが、積水ハウスの営業さん、たまたまきなこ実家と名字が一緒だったんですよね。それで親近感を感じて積水ハウスに決めてしまったというのもあったようです(;^ω^)
話を戻しまして、色々な間取りを見ていると夢が膨らんできます。ただ、平面図を見ているだけだといまいちイメージが湧き切らないので、きなこ父にお願いして私もハウジングセンターに連れて行ってもらう事にしました。そこで見たモデルハウスは、大きな吹き抜けがあってものすごく立派な家でした（モデルハウスなので立派なのは当たり前ですが・・・）。とりあえず20年も前の事なので吹き抜けがステキだった！という事しか記憶がないんですが、我が家もこんなふうに立派な家が建つのかぁ！と、ものすごくワクワクした記憶があります。
そんな理想の家を見た後で、あらためてじっくり間取りの冊子を見てみます。いろんなパターンの間取りがあって迷ってしまいますが、そこで理想と現実の違いに気づきます。我が家の土地に収まる家って考えると、モデルハウスのような広々空間は無理だな・・・と(;´Д｀)
一気に現実に戻されてしまいましたが、我が家の土地に収まる間取りの中でも、家族の希望に最適な間取りがあるはずです。父と2人で間取りの冊子を隅々まで目を通しまくりました。
そして、その中から、私も父も気に入る間取りを見つけました。2階の南側に主寝室と子供部屋2部屋が並んでいる間取りです。当時、きなこの部屋は北側にあったので、南側の明るい部屋にすごく憧れていたのもあり、この間取りがいい！！と思いました。さらに広めの2階ホールにはワークスペースとして使える部分もあります。
ただしちょっとだけ問題が・・・
きなこ父「この間取り、うちの土地にはまるかなぁ！？もしかしたらちょっと幅が足りないかも・・・」
南側に部屋が3つ横並びになるという事は、それなりに建物の横幅が必要になってきます。ただ、我が家の場合は前回も書きましたが、家の一部を壊さずに残し、そこにくっつける形で新しい家を建てたいので、土地が全部使えるわけではありません。
ひとまず、家を建てれる部分のサイズを測ってみない事にはなんとも言えないので、父と2人で外に出て土地のサイズを測ってみました。しかもなぜか夜に外に出て測った記憶があります。親子そろって何やってるんでしょうね(;^ω^)
そして、測ってみた結果、希望の南側に3つ部屋が並んだ間取りは無理な事がわかりました。この時点で早速、増築部分を壊さずに残す事にしたのを大きく後悔しました。全部の土地が使えれば、余裕で希望の間取りがおさまっていたのに・・・。
そんなこんなで、泣く泣く南側に部屋が3つ並ぶ間取りは諦めました。今考えたら、うまく部屋を並べたら南側に部屋を3つ並べられなくもなかったんですが、その時はそこまで考えが至らず、ただただ見本の間取りの幅ではまらなかったから無理と思って諦めてしまってました。
そんな後悔もあってか、現在住んでいるセキスイハイムの我が家は、2階の南側に部屋が3つ横並びになっています。実家で叶えられなかった事をちゃっかり自分の家で叶えちゃってます(*^^)v
・・・って、我が家の場合は結局子供がいないので、それも踏まえてもうちょっと工夫した間取りにする必要があったかなぁとも思ってますが(^-^;
そして、マヌケなきなこ一家は、間取りの冊子に載っている間取りを変えずにそのまま使わなければいけないと思っていました。今になってよくよく考えたら、注文住宅なんだから、あくまで間取り集は参考程度で、そこから自分達が好きなように変えてしまっていいのに、それに気づかず無理やり当てはまる間取りを探すマヌケ一家・・・
結果、何も面白みのない普通の間取りの家が出来上がりました。
実際は間取り集の間取りに多少付け足しなどはしましたが、その際も「えっ？ここにこれ付けちゃってもいいんですか！？」って、ちょっと申し訳なさそうな感じで付け足してもらってた気がします。注文住宅なんだから、もっとワガママ言いまくって、もっといじっちゃっても問題なかったんですけどね(;^ω^)
もっとしっかりと考える事ができたら、もっと暮らしやすい間取りができていたんじゃないかと今さらながら後悔しています。
まぁ、間取り集の間取りって万人受けするようには作られているので、それはそれで特に不便も感じずに暮らしてはいましたけどね(;^ω^)
次回へ続く・・・
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